Google Mapsの話

昨日のエントリじゃないけど最近半歩遅れている感を強く感じるものがあった。
それがGoogle Mapsだったという話。

仕事でGPSをかれこれ一年近く使っているのだけれどどうしても即席でツールが必要になってGoogle Maps APIを触ってみたらあっという間に市販の地図SDKを使わないと出来ないようなものが出来上がってしまった。

これだけの話ならただ知らなかっただけなのねとかGoogle万歳という話なのだけど、当然Google Maps APIの存在も可能性も知った上で敢えてつかってなかった。

何故かというとネットワーク上でなければ使いものにならないと勘違いしてたし、そう思った瞬間に自分の興味から外れてしまったからだ。

でも実際にはローカルのHTMLでも使えるし、ローカルの画像やトラックログを表示させられる。Javascriptの集合体である以上クライアントサイドが強いシステムだったのだ。

それをWeb2.0という言葉で敬遠したために使うチャンスを失っていたわけだ。まさに自分の限界を自分で制限していた。なんとも恐ろしい。

時勢の波に乗ることは、結構大事なことだと実感。波のあるところには人が沢山いて人がいるからソコで偶発的な何かが起きる可能性が高い。その波に腰までどっぷり浸かるのも悪いことじゃないね。