就職迷子の若者たち
「我が子をニートから救う本」を書いた小島貴子さんらしい内容でした。
就職活動という正解の無い活動に翻弄される学生達に向けた、冷静な分析と温かい助言の言葉たち。
しかし、こんな言葉が意味を持つのはせいぜい2月頃まで。
「売り手市場」と勘違いしている今の学生のどのくらいまでが、この時期に読んでくれるのかなぁとちょっと心配。
就職活動に正解はない、からこそ迷うんだけれど、その前に日本の大学生の視野が、社会人になるにあたって、あまりに狭すぎるんだよなぁ、と読みながら思った。
関心を向ければ、社会人になることのエッセンスはどこにでも転がっているんだが・・・・と就職活動の時さんざん悩んだ私が言ってはいけないか。
