toge's diary

コンピュータ関連の趣味をつらつらと。

サイレントヒル

コナミの大ヒット映画の映画化もの。その割にスタッフロールに出てくる日本人が数人しかいなかったな。
ゲームオリジナルだけあって、ゲーム中の楽曲が多用されていたみたい(エンドロールより)で、ゲームをやった人にはたまらんだろうね。
個人的にはデモムービーを見た程度しか前知識がなかったので、ちょっと不安でしたが、別の意味で不安が的中しました。
典型的B級映画ですな。CGは綺麗で思ったより破綻がないけれど、シナリオが冗長過ぎ。前半は死神に気に入られるためのフラグ立てのための行動だし、サイレン鳴ってからしか怖いことが起きないので、心の準備が出来ちゃうし、怖いこと起きても「どうにかなってしまう恐しさ」を感じるイベントじゃないんだよね。

きっと中途半端に実写なのと、「どうせ先に進むんでしょ」という主体性の無さが、面白さを半減させているんだろうな。多分ゲームで自分が操作しないと死んでしまう・・・という緊張感があって、始めて成り立つ面白さだと思った。

個人的には、1200円の価値はあったと思うが、ウルトラバイオレットよりもお勧めできない。