9タイプス
エニアグラムの入門書ですね。
基本はエニアグラムの抜粋なのですが、作者の経験(作者曰く「絶対タイプ感」)に基づいたタイプごとの切り口が、他と違っていて面白い。
学術寄りの単語になりがちなタイプの特徴説明が、より日常的な表現でうまく表現されているのは作者がタイプ7であるせいでしょうかね?
恋愛がうまくいくときは、お互いの気持ちがどんどん盛り上がっていき、"理性の壁"を突き抜けます。するとお互い客観的、理性的見方ができなくなり、・・・
の下りに頷いてしまった。
ちなみに、作者はソフトウェアエンジニアらしいんだが、その匂いが文章のどこからもしないのがちょっと意外でした。
まあ、まとめると、「エニアグラム?なにそれ?」という人にはサクッと読めて、エッセンスが漏らさず書いてあるのでおすすめです。