toge's diary

コンピュータ関連の趣味をつらつらと。

IPAX2008で記憶に残ったブース

といっても1.5時間しかいなかったので、全然当てになりませんが、ご参考になれば。
なんにせよブースの配置からして、企業が中心ではなく個人が中心なので居心地がいいです。

自然と出展者との距離も近づくのでいろいろ話せるのがすごく良い。プロジェクトの熱がこちらにも伝わってきます。
(おざなりなところはおざなりだけど)

しかしNTTデータ系のProject AmaterasとHinemosは功績からしてあんな過疎地じゃなくて導線にあってもいいと思うんだがな。なんかの政治力ですかね?

明日は10:00〜12:00に前回の討論会のリベンジみたいなのがあるみたいだけど、大丈夫かなぁ。理事長の西垣さんが変なこといわないことを祈るのみ。

・・・で気になったブースを書いておきます。あくまで私見です。わたしはプロジェクトの前後関係とか全然知らないのでご勘弁を。

Webversion

一般的なドキュメント開発のためのバージョン管理システム。Web画面でいろいろできて良い感じ。担当者の方も話がうまく熱が伝わってくる。

自社製品とかぶる部分があるので少し情報交換もしました。飛び込みで名刺を持っていなかったのがもったいないな・・・。

顔画像処理ミドルウェアFSE

かなり良さそう。使ってみたいと思った。

でも高そう。沖電気ほどの大企業ならこういうのは自社で作れば・・・と思ってしまう。

MathBlackBoard

ちょうど出展者がいなくてデモしか見れなかったけれど、これは便利そう。
ぜひ製品化してほしいな。こういう直感的なUIはもっと普及してほしいし、どんどん出てきてほしい。

SPECRIPT

Schemeで制約を書くというマニアックな機能を提供しながら、それを既存のJavaフレームワークと融合させようとしているのがすごい。技術的な充足と現実的な着地点のバランスが取れていますな。
はやく評価版でもでないものか。

SQS(Shared Question System)

タイトルではすごさがよくわからないけれど、今回の見た未踏ソフトの中では完成度が一番高かったように思う。
XMLでアンケートフォームを記述すると、選択肢はマークシートで印刷され、自由記述欄は枠として印刷される。
これを手書きで記入してもらい、スキャナで読み取ると、マークシートは数値に・記述欄は画像として保存されるというもの。分析画面はいまどきAjaxな画面。

もうすでにオープンソースで公開されているし、マークシートの画像認識はクラスタリングまで対応していて非常にこなれている。

無記名ではなく、個人特定までできれば今すぐ使ってみたい技術です。とりえあず氏名を自由記述欄にすれば使えるか。早速試してみたい製品です。

Social IME

もういわずと知れたIMEです。やっぱり部署単位・組織単位でサーバ立てて使いたいなぁと思いますね。あとLinuxerとしてはLinux対応してほしいっす。

日本語手書き文字認識エンジン

これもデモだけ触れたけど、枠内に書かなくても認識されるのはすごいと思った。私の字は汚すぎていろいろ問題だったが。
これもやっぱり公開はされないのかなぁ。

SequentialGraphics

ちょうど説明中で私は触れなかった。すごく触りたい!
そしてこれを使った動画?静止画?をもっと見てみたい!
えらく気持ちよいソフトでした。

どれくらい直感的なのかは・・・触っていないのでまだわからん。

天窓

マルチマウスだよ。すごいよ。4台分のディスプレーを4台で共有するってことよりも、マウスが複数対応ってところがいかすと思った。
これって教育用とか、OJTとかで、画期的なアプリケーションになるんじゃないだろか・・・。